黄昏サラウンド

　はいさい
今日は夏ならではの、コワ～い話

　数日前の事です。
仕事が終わって家に帰って、何週間前かにやっていた、
『リンカーンの怖い話』と『アンビリーバボーの怖い話』を、
2本続けてみました。

　さすがに怖いので、
寝る前に楽しいビデオを3本くらい見て、床に付きました。

　・・・。

・・・・・・。

・・・・・・ｚｚｚｚ。

　寝てるか寝てないか、わからない曖昧な時間だったと思います。
『みさー。　　　みさーーー。　　　みさーーーーー。』
誰かが私の名前を何度も呼んでいます。

　呼んでいる声は夢の中か、現実か・・・？
目をつぶったまま呼ぶ声を聞きながら、自問自答。
その間も、ずーーーーーーっと、呼んでいるんです。

　んんんんー？
伸びをしながら、起きる体制へ。
不思議と怖い気はしませんでした。
まだ呼んでいます。

　そもそも、誰なのか？どこから？？
・・・？　誰かは分かりませんが、外から聞こえてくるようです。
何度も『みさー。　　　みさーーー。　　　みさーーーーー。』と呼び続けるので、
出てみようと思いました。

　パンイチで寝ている実沙。
さすがにこのままは出れないと思い、呼んでいる声に向かって、
『ちょっと待ってよー。今ズボン履くから。』普通に返答。
まだ呼んでいます。

　暗がりでズボンを探してみたけど、なかなか見つからないので、
電気をつけてみましたが、まだ寝ぼけるみたいで、
自分が今何を持っているかわかりません
仕方がないので『もーいいや、パンツで。』
パンツのまま玄関を開けました。

・・・っ！！

　そこに居たのは・・・、
近所に住む友達
とりあえず、パンイチなんで（もちろんTシャツくらいはつけてますけど）、
他の人に見られたら恥ずかしいので、家に入れました

　時計を見てみたら、やがて2時
とりあえず、まずは一言。
『えぇ、こんな時間に、どーしたの？？』　←間違いない一言。
話を聞いてみたらこーゆーことでした。

　久々に、いっぱい飲んで家に帰ったら、家に入れなかったらしい。

　普通にウケる
話してみたら、コワ～い話ではなくて、
なんとも可愛い友達の、お騒がせ珍事件でした。

　おしまい。