黄昏サラウンド

　はいさい
昨日の夜にダイビングのお願いをしていたんですけど、
その後にサンゴの作業があるって聞いたので、
ダイビングは中止にしました

　朝港に行って、一言『何しに来た。』
くじけそうになりましたが、『サンゴの作業があるって聞いてきました』

　そのままいたんですけど、
不安になったので、電話で確認しました。
『今日実沙行っていいの？』
すると・・・、『そんなの俺に聞くな。
俺がなんか言ったら、俺のせいになるやし!!』
と言われてしまいました

　1番にーにーに聞いたら大丈夫なはずよって言ってたんだけど、
1番にーにーは作業に行かないので、困っても聞けないと思って、
とっても悔しかったんですけど、帰ることにしました。

　家に帰る前から、悔しくて悲しくてだんだん泣けてきました。
だって、実沙より大事な、たぶん一生大切な人に、
お前の事は知らねーしどうでもいいよと言われたようで。
『お前の事は何があっても嫌いにならないし、俺が守るから』
と言って居たのに。
それを信じてずっとやって来たのに。

　家についてから、1時間くらいどうにか死んでやろうかと思って、
色々やってみましたが、結局ダメだったので、
断食することを決めました


　11時くらいから、飲めないお酒を飲み始め、
15時にはへべれけ。
その頃、友達が出かけるというので、へべれけなのに、
『実沙も行くーーー』と言って、出かけました。

　友達には本当に申し訳ない。
へべれけな実沙に、親切に対応してくれて、
まぁ、実沙のが先輩だからかもしれないけど、
本当にゆーと君ごめんね。

　帰りに南恩納で見た夕日。
グリーンフラッシュは起きなかったけど、
今ここに一人じゃなくて誰かと居れて本当に助かった。


　人に迷惑をかけずひっそりと。